top of page
210627_森カフェ_127.jpg
rogo_aikon_edited.png

 協働 ☓ 環境教育 = 森カフェ

「 森カフェ」=「協働 」☓「 環境教育」
森カフェは、西目屋村の「わらはんどの森(通称:わら森)」にて四季折々の野遊びや野外活動、自然観察などで遊びます。子どもは、普段できない焚き火や包丁を使ったアウトドアキッチンにも挑戦します。大人は森林を整える活動や子ども達の育ちを見守り、持続可能な暮らしについて学びます。通年で実施している全世代を対象とした野遊びと環境、協働について考え、行動する「ネットワーク」です。

 

#1 「森カフェ」の思い…

■ 「森カフェ」とは…
 ヨーロッパを中心に、「カフェ」は本来新聞や雑誌がそこで読め、時の話題について談笑し、情報交換の出来る場所として親しまれています。つまり各々が日常から解放され、好きな時間を楽しむ場です。
 さらに北欧には自然に囲まれてありのままの暮らしを示す「フリルフスリフ」や、ゆったりと過ごし、居心地のいい時間や空間を大切にする姿勢を指す「ヒュッゲ」と呼ばれる生活スタイルがあります。これは北欧において自然享受権が国民一人一人に認められ、企業も社員にストレスから離れ、週末には自然豊かな場所で深呼吸をしたり、体を動すことを薦めています。
 自然学校の「森カフェ」では幼児から年配の方まで多様な世代を対象に、非日常の空間である「森」を舞台に、各々が自然の中で気分転換し「カフェ」形式で自由に時間を楽しむ空間としています。

■ 普段の生活から離れたちょっとした贅沢な一時…
 大人の方には、普段の生活を離れていただき、一人の大人として参加いただきます。人間が本来生きていく上で重要とされている「衣・食・住」を軸に、「自然との共生」「環境に配慮した低負荷な暮らし」「持続可能なシンプルな暮らし」に沿った活動を行っています。
 時には、子ども達の活動のサポートをお願いする場合もあります。また、ご飯づくりをお願いする場合もあります。普段の生活を離れ、森カフェのコミュニティの中で協働する楽しみを見出し、ゆっくりとした時間を過ごし、非日常体験を楽しんでいただければ幸いです。
 
■ 小さなお友達にも、大人の方にも…
 子ども達への活動は、参加する子ども達の年齢やペース、気持ちに併せて実施します。子ども達が自ら感じ、考え、行動できるようにスタッフは自然と子ども達の間のインタープリター(仲介者)として活動に関わります。
 3歳から6歳までのお子様には、自然の中で五感を使って、未知の世界に挑戦する心や楽しむ心、出来ないことが出来るようになる満足感を育みます。7歳から12歳までのお子様には野外での環境教育活動や自然体験活動を通して、私たちを取り巻く自然環境に目を向け、環境に配慮する心を養いつつ、自然の中で経験する「気づき・学び・表現」を重要視し、さらに探求する心を育てます。
 青森県津軽地方では、縄文時代から現代につながる「春クマ猟」や「山菜とり」、「キノコ採り」などに代表される自然と共生した暮らしが残っています。これは先祖代々この地方に伝わる「自然への畏敬の念」と、「持続可能な資源管理」による環境を保全する知恵によるもので、「今より未来のために託す」思いがありました。森カフェの活動においても、地域や次世代を担う子どもたちに、この精神と知恵を伝える活動を行っています。

IMG_2516.jpg
210509_森カフェ_092.JPG
210718_森カフェ_167.JPG
211128_森カフェ_234.JPG

#2 「森カフェ」はどこでやっているの??
森カフェの活動の多くは青森県西目屋村の津軽ダム湖畔にある「わらはんどの森(通称、わら森)」で行っています。また冬は、アクセス路である白神ラインが閉鎖されるため、11月は弘前公園、1月と2月は岩木川ダム統合管理事務所で活動しています。

 

■ 「わら森」ってどんな場所?
2013年、国土交通省津軽ダム工事事務所(当時)の声掛けで、津軽ダムの建設に伴い消失するとされた湿地を移設復元し、湿性植物の移植や生態系の保全を目的に湿地ビオトープワークショップを立ち上げられました。その後、津軽ダムが2015年に完成し、同時にこの湿地は周辺の森を含めたビオトープとして「わらはんどの森(わらはんど:津軽地方の方言で子どもの意)」として利用されるようになりました。湿地ビオトープとして整備されたほかに、周辺にはスギの林地や広葉樹の森、ミズバショウの生える湧水などがあり、ヤマネやリス、カモシカ、ツキノワグマなどの哺乳類、アカショウビンやアカゲラ、クマタカなどの鳥類、オニヤンマやミヤマクワガタ、コオイムシなどの昆虫を確認することが出来ます。

わら森map_ver2 (2).jpg

↑をクリックするとMAPが拡大されます


#3 「森カフェ」ではどんなことをやっているの?

 森カフェでは、年間を通して、「火」を使う活動や「自然」とふれあう活動、「協働」する活動を実施しています。そのほかにも季節ごと・天候に関わらず、その時期、そのタイミングでしかできない活動を行います。

 春から秋までの期間、野外でたき火や薪ストーブの火を用い、ダッチオーブンでピザやパン、スープ、炊き込みご飯など参加者が協働で野外調理を行います。たき火はマッチを使い、主に子ども達が中心になって責任をもって火を起こし管理します。中には普段お家ではなかなか手伝いをしない子も、ここでは積極的にお手伝いをする光景が多々あります。また、好き嫌いが多い子も、ダッチオーブンで作った料理やたき火で焼いた魚は食べることが出来る子もいます。

 自然の中での活動も森カフェの魅力の1つです。夏の川遊び、冬のそり遊びなどは子ども達に大人気な活動となっています。それ以外にもわら森から種や苗木を集め、森の再生活動も行っています。植樹だけでなく、草刈りや伐木など、参加者全員で汗をかく活動も楽しく行っています。

年間活動計画(案)

天候や気温、生き物、自然との関係で内容が変わる可能性があります。

4月:わら森の山開き。春を探して森をお散歩

5月:食べれる植物探し?春のわら森でいきもの探し

6月:森育て活動(育樹育苗編)。わら森で遊ぼう

7月:大沢川で水遊び体験。森育て活動(草刈り編)

8月:大沢川で魚釣り。夜の森体験。

9月:収穫の秋「収穫体験」まだまだいける?川遊び!?

10月:キノコを使った●○作り!

11月:冬に備えて薪集め。森への感謝を込めた焚火パーティー

12月:クリスマスまであとわずか。1年間をふりかえるワークショップ

1月:新雪の雪山DEそり遊び!

2月:雪を使ってアートを作ろう!!

3月:まだまだいけるそり遊び!雑木林で春探し!!

210718_森カフェ_147.JPG
210704_森カフェ_141.JPG
210613_森カフェ_101.JPG
210822_森カフェ_182.JPG
210822_森カフェ_181.JPG
210627_森カフェ_116.jpg

春~秋の活動例(4月~10月:わらはんどの森)

10:00~ 集合(艇庫 or わらはんどの森)

10:10~ オープング・ミーティング・準備運動

09:30~ 午前の活動

(わら森の散歩・自然観察・環境整備活動…etc)

11:00~ 昼食準備

(火起こし・食材作り)

12:30~ 昼食

13:00~ 午後の活動

(水遊び・森遊び・環境整備活動…etc)

15:00~ ふりかえり・解散(艇庫 or わらはんどの森)

15:30~ 温泉(任意・西目屋村or岩木、相馬)

冬の活動例(1月~3月:岩木川ダム統合管理事務所など…)

11:00~ 集合(ビーチ西目屋)

11:10~ お昼

11:30~ 津軽ダムへ移動

12:00~ オープニング・ミーティング・準備運動

12:30~ 活動開始

(雪遊び・そり遊び・おやつ作り)

14:30~ おやつ

15:00~ ふりかえり・解散

15:30~ 温泉(任意・西目屋村or岩木、相馬)

※ 時期によって集合場所が変更する可能性があります。


#4 「森カフェ」で必要なもの

 森カフェでは、ほぼ1日を野外で過ごすことが多いです。さらに天候に関わらず活動するため、雨具や防寒着が必須です。川遊びや雪遊びなど特別な活動の際にも、活動に適した道具や服装が必要となります。日常使いのもので構いませんので、ご準備いただければ幸いです。

■ 春~秋の活動持ち物(4月~11月)

※急な天候悪化が想定されます。防寒対策・雨対策にご注意ください。
服装:野外活動に適した服装・恰好。
   汚れてもよい恰好。ジャージやジーンズでOK。
足元:長靴。スニーカーは濡れるので不可。
軍手:火や薪等を触るので、ご用意ください
帽子
食器類:皿、汁器、マグかカップ、フォーク(日常使いのものでOK)

雨具:カッパや傘など
防寒具:早春や晩秋の夕方は特に寒くなるのであると便利です
リュック:上記のものが入る程度のもの。15Lが目安
敷物
着替え:水辺や泥で遊ぶことがあります。タオル等も準備ください(子ども)
おやつ・軽食:少量で構いません。小腹を満たす程度あると便利です。

温泉セット:活動後、地域の温泉で温まります。着替え等必要に応じ準備ください

210523_森カフェ_094.JPG
210718_森カフェ_165.JPG

■ 冬の活動持ち物(11月~3月)

※雪上での滞在時間が長くなります。防寒対策にご注意ください。
服装:スキー用のウェアーもしくは準ずるものをご用意ください。
足元:スノーブーツがあれば最適です。
   長靴の場合、厚手の靴下や靴下の2枚履きなどがおススメです
手袋:スキー用のグローブ、もしくは雪かき用、雪遊び用のもの
帽子
食器類:マグかシェラカップ、フォーク
(日常使いのものでOK)
雨具:カッパや傘など
防寒具:フリース地もの。登山と違い、滞在時間が長くなります。
リュック:上記のものが入る程度のもの。
。15Lが目安
スノーシュー:大人の方はあると便利です。レンタルも可能
敷物
おやつ・軽食:
少量で構いません。小腹を満たす程度あると便利です。

​温泉セット:活動後、地域の温泉で温まります。着替え等必要に応じ準備ください

210411_森カフェ_053.JPG
210228_森カフェ_011.JPG


#5 「森カフェ」に参加するためには…(参加申し込み方法・参加費について)

■参加費

一般参加 :子ども1,000円・大人500円 + ドネーション※1

年会員参加:参加チケット※2 + ドネーション※1

​※1 わら森の環境整備や活動を継続するための活動協力金です。

  定められた金額ではなく、参加者皆さんの未来に託す思いをいただければ幸いです。

※2 自然学校年会員のみ、3、000円(10人分)にて購入可能です。

■募集定員
20名程度(大人・子ども不問です) 最小催行人数 4名(1家族)

■募集締め切り
各回2日まで(以降は問い合わせください。)
※機材等の準備があります。お申込みは各回事前によろしくお願いします。

■参加申し込み先
以下の方法で、下記の情報をお送りください。

1.HP問い合わせホームにて… こちらから
2.Facebookメッセージ 「つがる野自然学校谷口」宛
3.mail:esdtanigu2014@gmail.com 「つがる野自然学校谷口」宛

〇一般参加者の方
 ・参加者氏名(全員)
 ・住所
 ・生年月日
 ・食物アレルギー等の特質すべき疾患

〇自然学校会員の方

    ・参加者全員の氏名

210926_森カフェ_195.JPG
210912_森カフェ_184.JPG
210509_森カフェ_084.JPG
bottom of page