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旅 ☓ キャンプ = たまっごっこCAMPClub

 

​ たまごっこCAMPClubでは、これからアウトドアを楽しみたい方家族・一人だけでのキャンプが難しいと思われている方泊まるだけでは満足できず何かさらに求めている方などなど…キャンプを通して仲間を増やし、さらに津軽地方だけでなく、県内外といろいろな地域へ出かけます。キャンプを通して山登りやトレッキング、街歩き、魚釣りなど、その地域を深く知ろうという試みです。

#1「たまっごっこCAMPClub」が始まったきっかけ…
 ​以前より自然学校では小学生向けのキャンプを行ってきましたが、その中で未就学児のキャンプや親子キャンプのリクエストなど、たくさんの要望が寄せられていました。さらに近年のアウトドアブームもあり、家族キャンプに出向きたいけど「準備や片付けのノウハウや要領が不安」、「興味あるけど道具を管理するスペースがない」などの声もありました。一方でキャンプ場での事件や事故などの報道もあり、慣れない環境下で安心して活動することが出来るか不安に思われる方も少なからずいらっしゃいました。
 そこで、数年前より自然学校年会員の方を対象としたスキルアップと自然体験活動のための安全講習を趣旨とした「つがる野自然学校キャンプ部」を企画・実施していました。その中で普段日帰り活動である森カフェでしかつながらない家族や子ども達が、仲良く一緒に過ごし、また相互に子どもの世話をしつつ、片付けを手伝うなど、より効果的な活動であることがみとめられるようになってきました。

 2021年からはこの「つがる野自然学校キャンプ部」を発展的にすすめ、キャンプだけでなく森カフェではできない登山やトレッキング、ランブリング※1、魚釣りなど様々な野外活動を取り組む「たまごっこ CAMPClub」として再スタートしました。
※1 歩くことを主目的とするのではなく、一定の趣味のためや活動のために歩き、楽に会話ができる程度のゆっくりとした速度で歩く活動 

#2 泊まるだけじゃもったいない!地域の魅力
 青森県は、東西を日本海と太平洋に挟まれ、中央には八甲田山系ならびに陸奥湾。左右の腕のように伸びる津軽半島と下北半島があります。青森県八甲田を中心に西側の南部地方、東側を津軽地方に区分され、南部地方は夏の冷涼な気温を利用した畜産が盛んな地域。一方で津軽地方は夏の高温、冬の豪雪と厳しい環境ではありますが、稲作やリンゴの一大産地となっています。このように1つの県で環境が全く違うため、文化や風習、地域つくりも違ってきます。 
 「たまごっこ CAMPClub」では、ただ県内のキャンプ場をめぐるだけでなく、その地域のエコツーリズム
※2  に着目し、地域の潜在的な自然環境や培われた文化や風習を発掘し、地域の方々と交流しながら魅力を体験し、発信することを目的としています。
※1 地域全体で自然や歴史文化など、固有の魅力を伝え、その価値や重要性が理解され、保全につながる仕組み。地域資源として価値を再認識し、活性化するだけでなく、地域社会が活性化すると考えられている。
 

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#3 一緒の時間を共有する大切さ…
 キャンプは非日常の活動です。普段できないことも、野外では出来てしまうことも多々あります。例えば、見ず知らずの土地でのキャンプの際には、お互いに楽しい遊びを教え合ったり、面白い場所や感想の共有を図ったり、普段の生活では見せることのない子ども達の姿を見せてくれます。2日間一緒にいることで自然とコミュニケーションが始まり、いつしか仲の良い関係となり、年下の子は年上のお兄さんに憧れをもち、先輩として憧れて接するようになります。一人っ子や少人数の兄弟が多くなった昨今、このように大家族の兄弟のような経験は大変貴重なものかもしれません。
 子どもだけでなく、大人にとってもこの一時は非常に大事です。子ども達が一緒に遊ぶ間、大人は少しだけ息抜きができます。例えば、子どもと一緒に遊ぶことが好きな方に見守り役をお願いし、その間にテントを設営したり、調理の準備、荷物の整理をすることができます。そのような協働関係でキャンプができることは負担を減らすことも出来ますが、それ以上に空間と時間を共有することで、普段しないような会話が始まり、新しい価値観や気づきの共有が生まれ、普段の生活に戻った際にも生かされるところが多いようです。
 自然学校によくある相談の一つに、母と子のキャンプについての問い合わせもあります。お父さんが仕事で忙しくなかなかキャンプに行けないという相談が多いです。私たちはこのようなご家族に対してもキャンプに行く機会を1回でも多く提供できるように、「協働」のキャンプを掲げ、参加に向けてのハードルを下げるようにしています。

 


#4 「たまっごっこCAMPClub」の活動内容。どこにいくの?

「たまっごっこCAMPClub」では青森県内各所に出向き、エコツアー並びにキャンプ活動を実施しています。

毎年、内容や活動場所が変わりますので、ご了承ください。

■令和3年度(たまごっこCAMPClub)

TRIP1 : 6月 弥生のキャンプ場(弘前市)

1日目:弘前発 → 弘前市内のスーパー → 弥生の広場

・テント設営、火起こし、野外炊飯の練習

2日目:弥生の広場 → 追ノ沢釣り堀 → 弘前戻

・撤収作業を全員で実施

・釣り堀で魚釣りの練習。地元の温泉に入浴し、入浴の練習

TRIP2 : 8月 種差キャンプ場(八戸市)

1日目:弘前発 → 城ヶ倉大橋 → 酸ヶ湯温泉 → 睡蓮沼 → 八戸駅 → 八食センター → 種差海岸キャンプ場

・夕食に八食センターで食材を調達。

・種差海岸キャンプ場は、駐車場からキャンプ地までリアカーで何度も坂を搬送するため、子ども達が大活躍。

・天然の芝地が広がり、子ども達は裸足で遊ぶ光景が印象的。

・八戸は温泉は少ないが、漁師町の為、早朝から夜遅くまでやっている銭湯が多い。

2日目:種差海岸キャンプ場 → 舘鼻岸壁朝市 → 種差海岸キャンプ場 → みちのく潮風トレイル → 葦毛崎展望台

    → 道の駅はしかみ ふるさとにぎわい広場 → 弘前戻

・舘鼻岸壁朝市の朝市で朝食を済ませる。津軽地方にはない朝市を経験した

・テント撤収後、みちのく潮風トレイルを種差海岸から葦毛崎展望台まで3時間トレッキング

TRIP3 : 10月 高野崎キャンプ場(今別町)

1日目:弘前発 → 大平山元Ⅰ遺跡 → 蟹田駅前市場 ウェル蟹 → 平舘台場跡 → 高野崎キャンプ場

・夕食用に地元の魚屋さんでタラやフクラギ(ブリの子)をさばく風景を見学。平舘台場跡にて下北半島を対岸から眺望。

高野崎キャンプ場は三方が海に囲まれ、強風でテントを張るのに困難。強風であったら星空・朝日ともに良好。

2日目:高野崎キャンプ場 → 義経海浜公園 → 義経寺 → 三厩漁港 → 義経海浜公園 → 湯の沢温泉 ちゃぽらっと → 弘前戻

・義経海浜公園から旧道を経て、義経寺、三厩漁港までランブリング。途中、マグロの水揚げ風景や「うばまた」を発見。

 

■令和2年度(つがる野自然学校キャンプ部)

7月:白神キャンプ場(鰺ヶ沢町)

8月:岡崎キャンプ場(深浦町)

10月:宇樽部キャンプ場(十和田市)

■平成31年度(つがる野自然学校キャンプ部)

活動休止

■平成30年度(つがる野自然学校キャンプ部)

6月:弥生のキャンプ場(弘前市)

8月:白神キャンプ場(鰺ヶ沢町)

10月:桜林公園キャンプ場・ビューロッジ四季彩(弘前市)

■平成29年度(つがる野自然学校キャンプ部)

7月:アクア・グリーンビレッジANMONキャンプ場(西目屋村)

9月:宇樽部キャンプ場(十和田市)

■平成28年度(つがる野自然学校キャンプ部)

9月:桜林公園キャンプ場(弘前市)

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#5 「たまっごっこCAMPClub」に参加するためには…
​  (参加申し込み方法・参加費について)

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■参加資格

・つがる野自然学校年会員

■参加費

・1家族(8,000~10,000円 ※実施個所や利用キャンプ場によって変動)

■募集定員
5家族20名程度 最小催行人数5名

■募集締め切り
各回1週間前まで(以降は問い合わせください。)
※機材等の準備があります。お申込みは各回事前によろしくお願いします。

■活動内容等の問い合わせ先
活動内容や活動場所に関しては、年ごとに変わります。HPならびにSNSにて広報をご参照ください。

また、詳細な内容に関しては、以下の方法で、直接事務局にお問い合わせください。

1.HP問い合わせホームにて… こちらから

2.Facebookメッセージ 「つがる野自然学校谷口」宛

3.mail:esdtanigu2014@gmail.com 「つがる野自然学校谷口」宛

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