4月8日浅虫温泉の「ゆ~さ~浅虫」にてあおもり和ハーブの会さんの講習会の講師として、「自然にある和ハーブとのつきあい方をThinkin'&Talkin'!ワークショップ」に関わらせていただきました。
私は、「白神山地からのメッセージ」として話題提供として、白神山地に息づく自然と共生した持続可能な暮らしについてお話させていただきました。
また、九州と青森の暮らしの違いや、私が青森にきてのカルチャーショックについてもお話させていただき、九州と青森の暮らしが、根底に弥生と縄文の暮らしがあり、季節や自然活用について違うことをお伝えしました。
座学の後は、参加者主体のワークショップ。
まずは和ハーブの魅力ついて参加者同士で共有し、利用を通して健康になることや、採取する喜び、灰汁やエグ味など植物の個性を活かした調理へのこだわりなどの意見が出てきました。
さらに、その魅力と持続可能な暮らしについて思うことを話し合っていただくと、弥生と縄文の良いところをうまく利用している青森の暮らしの魅力や、今も色濃く残されていることを、時代に併せた利用をされていること、負荷を与えないように経済とは切り離し、楽しみで出来る範疇で!などとの意見が出てきました。
最後に、和ハーブや林産資源は誰のものという問いに、皆さんの真剣さが伝わってきました。
今回は、皆さんに和ハーブのお菓子も用意いただき、いろいろ準備して頂きました。思った以上のお菓子が机に並び、どの和ハーブが利用されていいるのか、分からなくなってしまった顛末。まだまだ和ハーブ・在来の山野草の潜在的価値は秘めていると思います。
一方で、資源として捉えたときに持続可能な利用を意識して、今後も活動していただけると幸いです。