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森カフェvol'35「森の畑作りと田んぼの代掻き・ガマの根っこ掘り」活動報告!


春シリーズの第3回目。そして今年の畑と田んぼ作り活動は第2段。「森の畑作りと田んぼの代掻き・ガマの根っこ掘り」の活動報告です。

「わらはんどの池」のある西目屋村の山々は残雪の白が消え、新緑と桜の白で覆われています。森の中も鳥のさえずりがシャワーのように降り注いでいます。

今回は、そんなわらはんどの池の畑に野菜の苗を植え、さらに5月末の田植えに向けて、水田のガマの根っこ掘りと、代掻きを行いました。

今回の作業には、参加者として市内在住の4家族と平川市の青森県立柏木農業高校の木田先生と、学生さん3名が講師として参加して頂きました。

昨年は、手前みその独学でやった野菜作りですが、今回は専門の方の協力を得て、完全無農薬・有機栽培で野菜を育てます。今年もトマトとキャベツ、ピーマン、レタスなど昨年に引き続き植え、さらに今年はブロッコリーと唐辛子、キュウリ、かぼちゃを第1段として植えました。

苗を植えるに際し連作障害を避けるために昨年植えた異なる場所に野菜を配置し、その後苗を植えていきました。穴を掘って植えるだけと思っていましたが、先に水を加えることで水が少なくても十分育つことや、収穫のしやすさを考慮した向きなど気づかされることがたくさんありました。一通り習うとあとはみんなで分担し64パックの苗を植えていきました。

最後にキュウリとトマトの添え木を立てて完成。先生からの手直しを頂き、昨年の畑とは全く違う姿に…(笑)6月からの収穫が楽しみな子ども達でした。

昼食は、いつもの通り、見晴らしのいい場所で!今回は山菜定食。タラの芽のテンプラとタラの葉混ぜご飯。フキの味噌汁でした。

午後からは田んぼの作業。昨年は草むしりや転圧を行っていなかったので見事な雑草田んぼに(近年稀な水田雑草が茂る田んぼの称号を頂きました。)今年はまずはガマの地下茎(地下でつながっている茎)や水田雑草の根っこを取り除き、水田として利用できるように代掻きを行いました。一般的に代掻きは、耕運機を使い行うのですが、ここでは人が歩いて踏圧し、鍬や漉きで、土を柔らかくしていきます。

大人は代掻き、子どもはドジョウを探すのに夢中。結果として…尻もちをついて…。

なんとか作業は完了し、作業の後は湖畔で泥を洗い落としました。まだまだ冷たい水でしたが、悠々と泳ぐ大きな鯉をみることもできました。

次回の田植えは、5月27日(土)です。「参加者が少ない」「天候が不順」な場合は5月28日に順延し行います。27日は無理だけど、28日だったらという方も是非ご連絡ください。 田植え・野遊び・森探検を一緒にしましょう!ご連絡お待ちしております。

(こぼれ話)

森カフェ終了後、参加家族を連れたって、津軽ダムの隠れスポットに!

子ども達のテンションがおかしくなるくらいの迫力でした。

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