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白神ジュニアレンジャーキャンプ~水のキャンプ~活動報告!


7月29日から、30日までの1泊2日で、秋田県藤里町の白神山地世界遺産センター藤里館で白神ジュニアレンジャーキャンプを開催しました。

秋田県藤里町は、秋田県北部に位置し、秋田県側の白神山地の玄関口の一つです。 町の多くにはスギやブナの森が広がり、町内には粕毛川と藤琴川の2つの川が流れています。また、農業の盛んな地域で、特に「白神山地の水」を利用した稲作が盛んに行われている地域でもあります。

今回は、「藤琴川」を舞台に、水辺での自然体験活動から、いきものを探し、そして実際に捕まえた魚を調理し、命を頂くことができました。

最初は、初めての川での水遊びで、おっかなびっくり。それでも次第に、慣れてくると、目つきが変わります。

気分は、漁師と言ったところでしょうか??

はじめの内は、魚の姿を追いかけるのにいっぱいっぱいでしたが、そのうち慣れてくると…。

1時間で、これくらいのカジカやアブラハヤを採ることができました。

子ども達のリクエストで採った魚を食べてみることに!そのままでは、石や砂などを飲んでいるので、内臓を取り除く必要があります。子どもたちにも、実際に簡単な内臓の取り除き方を伝授。

おっかなびっくり。普段しない経験で大騒ぎしましたが全員で内臓を取り除くことができました。

処理したカジカは、ダッチオーブンでから揚げに!

頭からサクサクいけるぐらいに揚げ、塩でいただきましたが、なんとも言えない美味しさ。あっと言うう間に平らげてしまいました。 活動の最後はいつものふりかえり。今回は人数も少ないので、全員で小さなワールドカフェで活動をふりかえってみました。

今回のキャンプでは、やはりカジカを採って食べたことが、もっとも印象に残ったようです。採るための工夫や採ることが出来た時の感想。そして実際に魚の内臓に触れた時…。いろいろな思いがあふれていることが伺い知れました。 最後に、また来年再開できることを誓って、キャンプを締めくくることができました。

実際に、埼玉育ちのスタッフも、初めて藤琴川に入り「足まで見える綺麗な川。」という感想や、「泳いでいるたくさんのアユを潜ってみることが出来て感動的だった。」などの感想を言っていました。来年もこの藤琴川で、水辺のいきものに触れ、子どもたちの手でいきものの命に触れる活動を継続していきたいと思いました。

次回、白神ジュニアレンジャーキャンプは9月16日~17日になります。場所は青森県鰺ヶ沢町の赤石川になります。弘前駅から五能線で移動します。

活動内容は、自然・いきものとの知恵比べである「釣り」がメインとなります。そして実際に、子ども達で釣り→捌く→調理まで行います。是非、ご参加ください。

第2回 平成29年9月16日~17日(土~日)1泊2日

白神ジュニアレンジャーキャンプ~火のキャンプ~

○活動内容

実施日:平成29年9月16日~17日(土~日)

場所:青森県西津軽郡鰺ヶ沢町一ツ森町湯湧淵31(ハロー白神キャンプ場・熊の湯温泉)

内容:青森県側の白神山地を流れる赤石川を舞台に、釣りの仕掛け作りから釣り方、魚の餌、魚のいる場所について習い、挑戦する。焚き火を起こし、釣った魚を調理します。活動を通して、自然とのつながりを感じ、生きる上で大切な術を体得し、自立につなげる第一歩とします

参加費:8,000円

定員:10名(小学3年生から中学生。先着応募順定員になり次第締め切り)

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