2月19日は二十四気の一つの雨水にあたり、立春から十五日目で雪が雨に変わり、草木が芽吹き始める時季とされています。
それまでは、衣服についた雪を簡単に払うことが出来る乾雪の日が多い西目屋村ですが、旧暦の1月1日を境に湿気をおびた湿雪が多くなり、樹木に大きな着雪を見ることが多くなります。一方で春の訪れを感じさせてくるようにもなります。
今回は、西目屋小の4年生の仲間と、総合的な学習の時間を利用して環境省西目屋自然保護官事務所の安生自然保護官、高澤自然保護官補佐、佐々木自然保護官補佐を先生に向かえ、スノーシューを履いて冬ならではの痕跡探しに出かけました。
広泰寺前にて!春にも訪れており、すっかり風景が変わってしまっていました。
途中、野生動物の痕跡を確認したり、冬芽をしっかり観察したり、野鳥の鳴き声に耳を澄ませたり…と…。
目標の大きなブナまで歩き…。
帰りは、雪の上を跳ねるように歩く。 スノーシューを履いているので、雪の上を、簡単に歩けることが分かりました。
午後からは、場所を岩木川ダム統合管理所さんのご厚意で、事務所向かいの斜面を拝借して、雪の文化体験。
意外かと思われますが、ブッシュや樹木ながく、また未圧雪の長い斜面は少なく、西目屋の子でもこんないい場所でのそり遊びの体験は少ないです。
未圧雪なので…
結果こうなります。
豪快に、友達と仲良く滑りました。
1日を通して雪のおかげで、いろいろなものを発見したり、見つけたりすることができました。そして他にはない村の宝物も見つけることができました。
雪は厄介者の面もありますが、山を潤す資源でもあり、また寒気から地面を守る保護者でもあります。またどんな遊具にも負けない遊び相手にもなります。寒い冬ですが、寒い冬だからこそ、外に出て勉強しましょう!