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西目屋小4年総合学習(学習発表会) 活動報告!


3月6日は二十四気の一つの啓蟄にあたり、生き物が土の中から這い出し、目覚める時季とされています。

以前として雪の多い西目屋村ですが、「積もる」より「溶ける」雪の方が多く、背より高く積もった雪も徐々に背を低くしています。もしかすると雪の下では、冬籠りしていた昆虫や動物、植物も目をさましているのかもしれません。

さて、先月に引き続き行われている西目屋小学校での総合学習。今回は、西目屋小の4年生が1年間を通して、総合的な学習の時間を利用して学んだことを、後輩の3年生に向けて発表会を行いました。

発表に向けて、環境省西目屋自然保護官事務所の佐々木自然保護官補佐を先生に向かえ、二週間生き物について、自分たちが見たものや経験したこと、新たに調べたことをまとめ、3年生に向けて発表しました。

最初は、緊張でカチカチの4年生。普段の表情とは少し違いました。

前半は、自分たちが体験したことを3チームに分かれて発表しました。春のブナ林で見たサンショウウオの卵や、夏の大川で見た大きなアズマヒキガエル、雪山で見つけた動物の痕跡など…。話を聞く3年生も驚きの連続でした。

後半、各自がテーマを決め、見たこと、感じたこと、調べたことをまとめ四季に沿ってまとめ、発表しました。

動物の痕跡や白神山地の伝説、葉っぱの形についてなど各々の着眼点の豊かさには驚かされました。

最後に、3年生からも、「先輩の経験したこと。発見したことがとても面白かった。」という感想をたくさん聞くことができ、また彼らが4年生になってから楽しみにしているようでした。

最後に、先生の佐々木さんからも、「たくさんいろいろなものを発見して、しっかり調べられていて驚いた。」と感想がありました。

今回の4年生の活動修了をもって、平成29年度の西目屋小学校での「白神学習」は修了しました。 また来年度、4月から1つステップアップして「新たな白神学習」が始まります。

白神山地の自然の中で、「白神山地について感じ、考え、伝え、行動する」学びが始まります。

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