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活動報告:白神JrレンジャーキャンプChallengeコース【2日目】



白神ジュニアレンジャーキャンプChallengeコース2日目の活動報告です。


2日目。夜中に再びまとまった降雨がありましたが、明け方には止み、夜明けを清々しい迎えることが出来ました。


朝食後7時半には、前日のゴール地奥赤石林道ゲート前を出発しました。再スタート直前から1名の参加者が体調不良?を訴えますが、どこ吹く風であっさりと2日目の目標は8㎞先のくろくまの滝、そして熊の湯と決まりました。この日歩いた赤石川の区間は、川幅が20m以下で、瀬・淵や礫川原が連続する渓流の様相で、山の裾野が川までつながり周りはブナ林に覆われていました。

早朝の降雨により気温も低くとても歩きやすい環境で、引き続き2日目も吉川さんの案内で胸高直径が2m以上あるブナの巨木に立ち寄り、中央部が枯死していましたが中に立ち入ることが出来、ブナの巨木に抱かれるような感覚を体験することが出来ました。その後、多数の乗用車とすれ違いましたが、その中で自転車で逆走されているグループと出会い、お互いにエールを交換することもできました。今回の活動で初の人との交流で、子ども達も活動を褒められることで頑張りが出てきました。

12時にはくろくまの滝の駐車場に到着し昼食をとり、休憩を挟み13時にはくろくまの滝駐車場を出発し、熊の湯に向けて歩みを再開しました。くろくまの滝より下流には無数の砂防堰堤が設置されており、多くの堰堤が土砂を貯め、渓流魚の遡上を妨げていまいした。「人の暮らしを守る」と「渓流魚の生息環境の保全」という矛盾について「誰のために作られた砂防堰堤なのか?」、「環境配慮の必要性」など子ども達は考えさせられる場となったようです。


15時半には熊の湯に到着し、全員で若干の疲れを見せていましたが元気に2日目の行程を終了しました。 当初の予定では8㎞先のくろくまの滝までを予定していましたが、子ども達は15㎞先の熊の湯まで8時間かけて歩くことが出来ました。夕飯は白神の恵みをふんだんに取り入れた白神汁。吉川さんから提供いただいたヤマドリとクマ肉、マイタケ。そして弘前市禅林街のお寺さんからいただいたお餅。白神の自然の恵みをふんだんに取り入れたお汁をスタッフのぐーちゃん、たまちゃんが作ってくれました。ヤマドリのお出しが効いてとても美味しかったです。

夜の作戦会議でも、今後の行程に余裕を持たせることもできたこと、3日目や休養日とし、午前中は2㎞先の一ツ森まで歩き、午後は川遊びに出向く計画を立てていました。計画立案後、8時前には就寝し明日に備えました。

<7/31 15.3㎞ 8時間>



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