白神ジュニアレンジャーキャンプChallengeコース4日目の活動報告です。
前日の曇天から晴天へと、一緒に夏の暑さも戻ってきました。最終日は最終目的地の赤石川河口と日本海までの残り8.5㎞を踏破する予定です。距離的には短いように感じますが、ルートの大半が直射日光にさらされており、暑さとの戦いで活動中の熱中症への配慮が必要となりました。
9時半ごろに熊の湯を出発し、前日の目的地とした種里城跡から10時には出発することが出来ました。最終日の赤石川は川幅も100m程度と広くなり、平瀬やトロ場、礫川原、河畔林のある下流域の河川の様相となっていました。周囲も平野に広がる集落や大規模な水田が広がる地域となっていました。
前日と変わり晴天と高い気温により歩きにくい環境でしたが、子ども達は前日に引き続き、地域の方に道を尋ね日本海までのルートを探し、楽しみながら歩くことが出来ました。子ども達の口からも地域の方に温かく迎え入れられていることが実感できたようでした。
午前中から12時まで歩き、一度、昼食･休憩のため熊の湯まで戻り、最後に吉川さんにお別れの挨拶をし、4日間のお礼を述べお別れをしました。
再び14時から歩きだし、振り返ると雲の隙間から岩木山が時折顔を覗かせていることに気づき、歓喜する場面もありました。河口まで1㎞の距離まで来ると海の匂いがするという子も出てきて、日本海が見えて来ると子ども達の足取りは一段と軽くなったように感じました。
参加者父兄が見守る中、16時に赤石川の河口に到着し、無事に参加者全員が総延長約40㎞以上を4日間かけてゴールすることが出来ました。誰一人欠けることなく無事に全員でゴールすることが出来ました。活動をサポートしてくれたスタッフ、また予想以上に地域の方の温かい応援に何度も励まされました。来年もまたどこかの道を歩きたいと思います。来年は60㎞超えを目指したいと思います。
＜8/2 8.4㎞ 3時間30分＞
