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令和4年 新年のご挨拶

更新日:2022年1月5日



新年、明けましておめでとうございます。


昨年末から新型コロナウィルスの流行が減少傾向にありつつも、まだまだ落ち着きを見せないところがあります。令和4年度は、以前の暮しへの回帰というよりは、新たな暮らし方を模索する年となりそうだと感じております。


昨年の10月以降、テレビや各種マスコミにおいてSDGsをよく見聞きするようになりました。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標です。


17の目標には環境問題だけでなく、差別や貧困、飢え、教育、技術開発など多岐にわたる課題が取り上げれられ、これらを先進国や途上国という枠組みだけで捉えるのではなく、地球上に住む一人一人が自分事として捉える必要があります。


昨夏、つがる野自然学校が実施した「白神ジュニアレンジャーキャンプ」が公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団さん主催の「第 20 回記念 トム・ソーヤースクール企画コンテスト」にて「トム・ソーヤー奨励賞」を受賞しました。この賞は、企画内容がユニークであり、他団体への刺激や参考となり、さらなる飛躍が期待できる団体に贈呈されるもので、当学校が続けてたきた自然体験や環境教育などを取り入れた夏のキャンプ活動「白神ジュニアレンジャーキャンプ」が、白神山地周辺の恵まれた自然環境を舞台に、登山や渓流釣り、野外炊飯といった自然度の高い活動を展開することで、 “チャレンジ” と “環境学習”の両方を体験し、仲間への思いやりの心を大いに育んだ点を評価されたものです。


このキャンプは、長年継続して実施している白神山地を舞台にした本格的な自然体験活動ですが、白神山地の自然を肌で感じてもらい、自然を大事にする心を育み、自然とのかかわり方を学ぶことで、白神山地の意味を3世代、4世代…さらにその先の未来につなぐために「どう行動すればいいか。」「どう考えればいいか」自分事として捉えてほしいと願っています。

つがる野自然学校でも、これから先3世代、4世代…と未来に向けて、環境問題や世界規模で起こっている課題について自分事として捉え、行動を促すことのできる体験や学びを幅広く提供していきたいと考えております。


今年も、つがる野自然学校ならびに各活動におきまして、何卒よろしくお願いいたします。


NPO法人つがる野自然学校

代表理事 谷口 哲郎   


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